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【プロの風呂釜洗浄とは】(7)追い焚き配管は細くて長くなりました

「追い焚き配管」というと材質が金属であろうと思ってしまうかもしれません。確かに以前は銅製のパイプ(銅管)が多く使われていましたが、現在は樹脂製(耐熱性硬質塩ビ管、ポリエチレン管等)のホースが使われることが多くなっています。

 

よく使われる管の大きさは内径が10~15ミリほどで、片道10~15メートル以内となることが薦められています。追い焚きができるガス給湯器では、通常戸建て家屋の一階の屋外に設置するガス給湯器と浴室との距離が遠くなってもかまわなくなりました。そこで、浴室を二階・三階に造ることも自由になりました。その結果、平均として、追い焚き配管はどんどん長くなりました。

 

その前は、自然の循環を利用するため、浴室のすぐ外側に給湯器(風呂釜)を設置することが当たり前でした。それが、ポンプを使って強引に循環をさせることによって、追い焚き配管が細くなり、同時に長くなりました。

 

追い焚き配管の写真は、樹脂製のものです。右上に見える切れ端をよく見ると、2本のホースが平行に固着されています。これは、浴槽とガス給湯器との間をお湯が往復する経路になるため、必ず2本必要になるからです。「ペアホース」と呼ばれています。

 

こうした樹脂製の追い焚き配管を洗浄によって破損させないよう、「プロの風呂釜洗浄」では高圧洗浄機を使用しません。ポンプを使用しているのはマイクロバブルを発生させるためです

 

なお、高温殺菌工法を使用しないので、配管へのダメージもなければ、作業者が火傷するおそれもありません。お湯を排水する排水管が塩化ビニール製ならは数十度の温度で変形しますが、「プロの風呂釜洗浄」なら追い焚き温度の最高値である48℃までの範囲内での作業となります。

 

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