· 

【健康入浴とは】(ヒートショック特別編1)冬の風呂場での事故「ヒートショック」から身を守るには?

当「除菌サービスセンター」サイトを見に来られる方にはお風呂の効能を活用している方が多いと存じます。そこでなおさら「ヒートショック」に気をつけていただきたい。ヒートショックとは、急激な温度変化が人体に及ぼす悪影響のことです。

 

高齢化社会において、ヒートショック等によって屋内での入浴時に起きる事故が目立っています。プロの風呂釜洗浄を使って追い焚き配管内部を洗浄してあっても、風呂場で事故があったのでは本も子もありません。

 

入浴時に注意すべき3回の危険がありますので、ご確認ください。

【第1の危険】→ 温度の変化:リビングから廊下・脱衣所・風呂洗い場への『温度差』

【第2の危険】→ 緊張からの解放:寒い脱衣所から熱い『お風呂に入った時の失神』

【第3の危険】→ 姿勢の変化:低い湯船から立ち上がった時の『立ちくらみなど』

 

ヒートショックとは、寒さの厳しい季節、脱衣室からお風呂に入る時など急激な温度変化に対応して体温を一定に保とうとするため、血圧が急激に上昇したり下落したり、脈拍が早くなったりする状態のことです。ヒートショックは心筋梗塞や脳血管障害等を引き起こす可能性のある危険な状態なのです。

  

ヒートショックが原因となってお亡くなりになられる方は推計すると年間1万人を超えていて、その大部分は高齢者です1年間の中では寒い季節における発生数が多くなります。

 

また、赤ちゃんの風呂デビューを冬に実施する場合は、あらかじめ室内を暖めて、リビング・脱衣所・風呂洗い場の温度差を小さくしておいてください。