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【プロの風呂釜洗浄とは】(4)追い焚き配管の汚れと歯周病とのアナロジー

お風呂ブログになぜ歯周病が出てくるのでしょうか。それは、追い焚き配管の汚れと、歯周病の進行とに、バイオフィルムの生成が原因であるという共通点があるからです。両者とも本来バイオフィルムができる前に手を打つべきです。

 

長寿時代の今、高齢者の誤嚥が問題になっています。通常80歳をこえてきますと、食べ物をごっくんと飲み込む力が弱ってきます。そこで、口に入れた食べ物を噛む力を鍛えなければなりません。その際自分の歯が残っていれば有利です。

 

自分の歯を失う最大の原因は歯周病です。実際、歯科医にかかる最大の理由は歯周病の治療です。歯周病の症状が進んだときに、歯医者さんはプラークがたまっていると言います。実は「プラーク」は「バイオフィルム」と同じ意味です。最近は「バイオフィルムがたまっている」と言う歯医者さんが増えています。

 

図は、歯周病が進んで、歯の根元がバイオフィルム(雑菌の巣)に取り囲まれた段階です。こうなるとブラッシングしても、取り切れなくなってしまいます。同様に追い焚き配管においても、ブラッシングなしで市販の洗浄剤を流し込んだだけでは、配管内のバイオフィルムを取り切れません。そこでマイクロバブル(泡)を用いてブラッシングを行うことが、プロの風呂釜洗浄の所以です。。

 

バイオフィルムについては、当サイトの「汚れの正体は雑菌」にて説明した通り、お風呂の追い焚き配管の汚れの主たる原因です。

 

追い焚き配管の内部で起こっていることが、歯周病になると皆様のお口の中で起こっているのかと思うと、適宜洗浄(歯みがき)することがいかに重要であるか、強烈に感じることができるでしょう。

 

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