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【健康入浴とは】(5)お風呂の7大作用を覚えやすく

水資源の制約があるとはいえ、世界に200国近く国がある中で、毎日のようにお湯につかる習慣を持っている国は、日本だけです。では、そういう利点があるから連日お湯につかっているのでしょう。

 

お湯につかった状態で、お風呂には健康に活用できる作用が7つもあると言われています。これらを【健康入浴】を実践するために不可欠の知識として知っておいてほしいので、除菌サービスセンターからあえて、覚えやすい言い換え名称を提案します。以下、左から、一般名称、作用の説明、言い換え名称の順にならんでいます(早坂信哉・古谷暢基地著『入浴検定公式テキスト』日本入浴協会(2017年)を参考にしました)。

 

➀温熱作用  ⇒お湯につかることいよって身体が温められる作用 ⇒ウォームアップ作用

②静水圧作用 ⇒お湯の重さによって身体全体に圧力が加わる作用 ⇒マッサージ作用

③浮力作用  ⇒お湯による浮力によって自分の身体が軽く感じることによる作用 ⇒リラックス作用

④清浄作用  ⇒皮膚等から汚れ、微生物、余分な皮脂等を取り除いてくれる作用 ⇒スキンケア作用

 ※【美容入浴】では主としてこのスキンケア作用を活用します。

⑤蒸気・香り作用⇒蒸気による粘膜等の乾燥防止/お湯に混ぜた成分の香りを楽しむ⇒スチーム&アロマ作用

⑥粘性・抵抗性作用 ⇒お湯の中で身体を動かすと空気中より大きな抵抗を受ける作用 ⇒エクササイズ効果

⑦開放・密室作用⇒1人で入浴すると浴室が自分だけの密室となり、しがらみから開放 ⇒マイスペース作用