プロの風呂釜洗浄による作業中、洗浄剤を追い焚き配管内に吸い込ませていったときの浴槽湯面の変化の一例を紹介します。川崎市の戸建ての事例からご紹介します。
写真4点は浴槽湯面を経過時間順に撮影したものです。お湯を吸い込み/吐き出し口の上まで張ってから、追い焚きをオンにすると、2種類の洗浄剤(液体と粉末)が配管内に吸い込まれます。
この段階で、ポンプから湯船に泡(マイクロバブル)入り水の放出を始めると、マイクロバブルも配管の吸い込み口から吸い込まれていきます。すると洗浄剤とマイクロバブルとの共同作業によって追い焚き配管内壁にこびりついた雑菌を覆う膜(バイオフィルム)がはがされていきます。マイクロバブルがはがされたバイオフィルムを吸着したまま運びます。
膜がなくなってむき出しになった汚れ(雑菌など)はマイクロバブルと配管の吐き出し口から出てきます。そして浮力で湯面に浮かび上がります。
このような汚れの集まりが進むと、泡の見た目の色が次第に濃く(黒っぽく)なっていきます。この変化はまさに、時間とともに追い焚き配管内の汚れが浴槽に放出されていく経過です。まさに、マイクロバブルのブラシによって汚れを落とす過程が目に見えます。
お客様の許可を得て、その変化の一例を写真で紹介します。



