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【プロの風呂釜洗浄とは】(10)転居先の風呂釜洗浄を実現するために知っておきたいこと

賃貸住宅では、空室になったら通常部屋全体をまとめてクリーニングを行います(空室クリーニング)。空室クリーニングには、風呂釜/エコキュートの追い焚き配管洗浄が含まれていないことが普通です。これは、「プロの風呂釜洗浄」が登場するまで、有効な洗浄方法がなかったからです。

 

風呂には外からは見えないトコロあり。それが追い焚き配管の内部」。ほうっておくと、そこが雑菌の巣になっています。それにもかかわらず、そこが空室クリーニングの対象になっていないことを知っておいてください。そこで、転居したら早めに、ガス給湯器またはエコキュートの試運転(お湯張り/追い焚き)を行いましょう。

 

実は、追い焚き配管の内部は長い年月の間に相当汚れていることが多いです。というのは、新しい給湯器が設置されていても、追い焚き配管は以前のものが引き継がれていて、洗浄しないまま長く使われていることが多いからです。今から10年余り前までは、金属製の追い焚き配管が使われていました。金属製の配管がコンクリートの壁に埋め込んであると簡単に交換できないのです。

 

もし、沸かし口から黒い汚れ(粒)が出てきたら、それは前住者が追い焚き配管内部に残していった汚れということになります。その際は、管理会社(不動産会社)に、転居先に「プロの風呂釜洗浄」もしくは「追い焚き配管の洗浄」を実施したか確認することをオススメします。

 

実態としては、入居者が越して来るまでに「プロの風呂釜洗浄」が行われているケースはほとんどありません。管理会社が「プロの風呂釜洗浄」の必要性を認識していないこと、空室クリーニングのメニューに「プロの風呂釜洗浄」が含まてれいないこともさることながら、前住者の退去時にガス会社がガスを止めてしまうので、その後「プロの風呂釜洗浄」ができくなってしまうからです。

 

そこで、転居したらまずお風呂の試運転(お湯張り/追い焚き)を行って、浴槽につながっている沸かし口から汚れが出て来ないか確認をしてください。もし汚れが出て来る場合は、「プロの風呂釜洗浄」してほしい旨、管理会社にご相談ください。 

 

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