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【美容入浴とは】(7)唇は皮膚ではありませんので、風呂上がりに特別なケアを

顔の中でも唇は皮膚ではありませんので、特別な配慮が必要です。風呂上がりのおすすめは、ラップによる唇のパックです。

 

顔の若々しさをキープするために大切なことは男性も女性も「保湿」。冬はまず唇の保湿に気を使いたい。なぜなら「唇は皮膚ではないからです」。皮膚ならば皮脂の出る皮脂腺、汗の出る汗腺がありますから、自分で自分を潤すことができますが、唇には皮脂腺も汗腺もありません。皮膚にくらべて薄いので、冬の乾燥した空気の影響でカサカサになってくるのは唇の方が先。しかも唇は加齢と共に痩せてきます。

 

それが嫌なら、リップクリームによるケアを始めること。昼間、唇が乾いているなと思ったときに、リップクリームで油分を与え、唇を保護すること。一番やってはいけないことは、乾燥して荒れた唇をなめること。カサカサに乾いているところに唾液で水分を与えたら、水分は気化熱を奪いながら蒸発するだけですから、ますます唇の乾燥がひどくなります。

 

男性も女性もスペシャルケアがお風呂上がりのラップパック。お風呂上がりに、リップクリームを塗って、その上にラップをのせて1~2分おくだけ。ラップで覆いをするとリップクリームの油分・水分が唇の中に入っていき、唇が潤います。これを毎日続けると、ふっくらツヤツヤ唇になります。

 

※「80代でも美肌を保つ(週刊朝日2018/2/2号)」中の小林照子氏(美容研究家)のお言葉を参照しました。