
夏の土用のうなぎと同様に、江戸時代から親しまれてきた習慣に「夏の土用は桃湯(もも湯)に入る」というものがあります。桃は「魔よけの力を持つ」といわれていますので、暑気払いを含めて、夏の土用に桃湯風呂に入ることが勧められたのでしょう。
桃の葉にはタンニンなど消炎・解熱に有効な成分が含まれるので、日焼け、あせも・しっしん・虫さされなど、なにかとトラブルの多い夏の肌に効果的と言われています。
桃の生の葉を30~40枚布袋に詰めて煮だし、煮汁ごと風呂に入れて、よくかき混ぜてから入浴してください。