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【プロの風呂釜洗浄・再入門】(13)「除菌」とは「除く」ことだから、薬剤を「加える」なら、それは「殺菌」です

プロの風呂釜洗浄とは風呂釜の除菌サービスです。今回は「除菌」について、プロの風呂釜洗浄のとらえ方をご説明します。

 

ちなみに、洗剤・石けん公正取引協議会が定義する「除菌」とは「物理的、化学的または生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数(生菌数)を、有効数減少させること」です。細菌の数を減少させるためには、「殺菌」して減少させるという方法もありますが、プロの風呂釜洗浄では人体に有害な薬剤・洗浄剤を使用しないため、「殺菌」して減少させるという立場ではありません。

 

プロの風呂釜洗浄では「除菌」の字のとおり、汚れ・ヌメリ(バイオフィルム)を徹底的に「除く」ことによって「除菌」を実現しております。

 

関連して、最近作業したお宅で「風呂水清浄剤」使用について相談があったことに触れます。追い焚きして、お風呂のお湯を節約したいという気持ちを、時間の経過が雑菌の繁殖につながるという知識が抑えているので、時間が経過しても雑菌の繁殖が抑えられれば問題解決と思ってしまいがちです。

 

しかし、そのために「風呂水清浄剤」と呼ばれる薬剤を加えるわけです。この「加える」ことが、除いて除菌するというプロの風呂釜洗浄の立場とは異なります。では、加えたらなぜ雑菌の繁殖が抑えられるかというと、薬剤によってお湯を塩素を含んだ状態に変えるからです。

 

ここで、アレルギー体質の方や肌が敏感な赤ちゃんや高齢者らにとって、別の問題が出てくることにお気づきかと存じます。ここで考えてほしいのは、「加える」ことで対応していたのでは、加えたものが引き起こす新たな問題に遭遇することです。

 

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