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【口腔と配管1】風呂釜洗浄PROと口腔ケアの類似性

以前、追い焚き配管が汚れることを、歯周病になっていると比喩しました。どちらもバイオフィルムが成長するからです。今「バイオフィルム」で検索すると、歯周病の情報ページがずらりと並びます。長寿時代を迎えて口腔ケアが重要視されている証拠でしょう。

 

そこでこれから何回か、有用な口腔ケアの知識を、風呂釜洗浄PROとの類似性という切り口で紹介してまいります。口腔ケアとは口の中を清潔に保つことです。具体的に言うと、口腔内(口の中)の歯や粘膜、舌などから汚れを取り除くことに加えて、口腔機能の維持・回復を目的とした訓練から成り立っています。

 

長寿時代の今、高齢者の誤嚥が問題になっています。通常80歳をこえてきますと、食べ物をごっくんと飲み込む力が弱ってきます。そこで、口に入れた食べ物を噛む力を鍛える口腔ケアが加齢とともに重要になってきます。そのとき自分の歯が残っていればとても役に立ちます。

 

自分の歯を失う最大の原因は、子供時代は虫歯でしたが、大人になってからは歯周病です。歯周病の症状が進んだときに、歯医者さんはプラークがたまっていると言います。実は「プラーク」は「バイオフィルム」と同じ意味なので、最近は「バイオフィルムがたまっている」と言う歯医者さんが増えています。

 

図は、歯周病が進んで、歯の根元がバイオフィルム(雑菌の巣)に取り囲まれた段階です。こうなるとブラッシングしても、取り切れなくなってしまいます。市販の洗浄剤を流し込んだだけでは、追い焚き配管内のバイオフィルムを取り切れないことと同様です。

 

バイオフィルムについては、当サイトの「汚れの正体は雑菌」にて説明した通り、お風呂の追い焚き配管の汚れの主たる原因です。追い焚き配管の内部で起こっていることが、皆様のお口の中で起こっているのかと思うと、適宜洗浄(歯みがき)することがいかに重要であるか、強烈に感じられるのではありませんか。【続く】