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【追い焚き配管洗浄入門】(7)追い焚き風呂を利用するなら、追い焚き配管の洗浄が必須

お風呂の追い焚きを利用するなら、定期的に追い焚き配管洗浄を実施することが不可欠だということをご理解いただいていますか。

 

追い焚きを使えば使うほど「追い焚き配管」の内部で雑菌が繁殖してしまうからでした。

 

追い焚き中は、配管内部をお湯が高速で流れるため運転中にはありませんが、追い焚きを止めたら、管内には40度前後の雑菌繁殖に適した温度のお湯と、主として人体由来の雑菌が残ります。それらが、次の家主の入浴までの時間に細胞分裂を繰り返して倍々で増えます。

 

次の入浴時に、お湯張り、追い焚きによって、繁殖した雑菌を湯船に排出してしまえればよいのですが、雑菌がバイオフィルムを作ってその内側にもぐりこんでしまえば高速水流に耐えてしまいます。

 

そうして、「追い焚き配管」内壁にとりついた汚れや雑菌が次第に増えてくると、「追い焚き配管」の内壁が見るからに汚れていくことになります。内壁の汚れがある厚さを超えたら、お湯張り時等の水流によってはがされた汚れのかけらが浴槽に排出されます。

 

こうなると、「追い焚き配管」の内壁を洗浄するためには「プロの風呂釜洗浄」を実施するほかありません。プロの風呂釜洗浄なら配管の長さや設置形状によらず、汚れを除去することができます。最近実施した4例の写真のように、配管内部の汚れを吸着した泡が浴槽の湯面に浮かぶので、汚れが取れたことが目に見えます。

 

  

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