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【追い焚き配管洗浄入門】(15)マイクロバブルについて1

 追い焚き配管洗浄では、プロの風呂釜洗浄の新しいところは、「マイクロバブル」をブラシ代わりに使ったことであることをお伝えしました。それでは、そもそも「マイクロバブル」とは何でしょうか。

  

マイクロバブルのバブルとは気泡(泡の粒)です。マイクロとは直径の大きさがマイクロメートルの単位で測るレベルであることを表しています。定義は直径が1~100μmである気泡です。

 

泡は生まれては破裂して消えてしまうものですが、このくらい小さくなると水中で一定の時間存在できます。だから、長い追い焚き配管を一周して、再び浴槽に戻ってくることができるのです。

 

これまでマイクロバブルには洗浄力があることをお話ししてきました。プロの風呂釜洗浄では、マイクロバブル発生器を取り付けた水中ポンプを作業中動かし続けて、マイクロバブルを浴槽に注ぎ込みます。時間とともに追い焚き配管を巡回したお湯がどんどん汚れてくる様を見ていると、人間がマイクロバブル入りの湯船につかれば身体がきれいになるのでは、と思ってしまいます。

 

今回、「マイクロバブル」を調べてみると、商品名に「マイクロバブル」を付けた、人間の入浴時に湯船に対して使用するマイクロバブル発生装置の宣伝がずいぶんと強化されていることに気づきました。「マイクロバブル」という学術的名称が商品名として作られた造語であると錯覚してしまう勢いです。

 

これまでのプロの風呂釜洗浄の作業から、マイクロバブル洗浄が強力な洗浄方法だと実感しておりますので、それを人体に適用することには逆に注意すべき点があると思います。[続く]

 

 

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