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【健康入浴とは】(レジオネラ症特別編4)毎年6月から急増します

お風呂の追い焚き配管内を洗浄する目的は、(1)健康被害を防ぐため雑菌を取り除くこと、(2)アレルギーの原因物質を取り除くことです。(1)(2)を同時に満たすため、あくまでも雑菌を取り除いています(除菌です)。薬剤で雑菌を殺しているわけではありません(殺菌ではありません)。

 

雑菌の中でも大きな健康被害を引き起こす可能性が図抜けて高いのがレジオネラ菌類です。レジオネラ属菌に感染して起こるレジオネラ症は、毎年6月~7月に発症者数が上昇します。※これまでのレジオネラ症関連記事はこちらをご覧ください。

 

 

 

レジオネラ症のおよそ3割は入浴施設が感染源になると言われておりますので、1年の中で6月~10月頃までが、お風呂におけるレジオネラ属菌の繁殖に対して、より注意すべき時期になります。

  

家庭のお風呂において最も注意すべきことは、追い焚き配管内壁へ生きた汚れが付着(バイオフィルム)するケースです。そこで、もし半年以上洗浄していないなら、風呂釜洗浄PROを実行することによって、夏場のレジオネラ症対策を先に行っておくことをおススメします。