
このショッキングなタイトルは、「ニュートン」の2019年9月号に掲載された記事のタイトルです。長寿の時代になったと言われますが、個人の寿命は自己努力に大きくかかわっていることがわかってきています。実は「口腔ケア」=お口及び歯のケアが、糖尿病や認知症の予防にも寄与しているのです。
当ブログで、お風呂/エコキュートの追い炊き配管内の汚れが、雑菌由来のバイオフィルムであることをわかりやすく説明しようとして、口の中の歯周病を悪化させているバイオフィルムを引き合いに使ったことからでした。
両者の仕組みは同じなのです。それを見ていただくために、まず実際の記事の一部の文章を引用します。
(「ニュートン」から引用)
『歯周病を引き起こす細菌、つまり歯周病菌は、実は多くの人の口で普通にみつかる。少数が細々と暮らしている分には、問題ないのである。ところが、ある条件がととのうと、歯周病菌は急激にふえて、悪さをするようになる。その条件とは「歯垢(デンタルプラーク、バイオフィルム)」ができることだ。』
この引用文の単語を置き替えていけば、追い炊き配管内の状況の説明文が以下の通り、出来上がります。
『追い炊き配管の汚れを引き起こす細菌は、実は多くの追い炊き配管内で普通にみつかる。少数が細々と暮らしている分には、問題ないのである。ところが、ある条件がととのうと、雑菌は急激にふえて、悪さをするようになる。その条件とは「プラーク、バイオフィルム」ができることだ』
※「口腔ケア」と「追い炊き配管洗浄」との関連について述べたバックナンバーは以下の通りです。