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【健康入浴とは】(20)口をつけたペットボトルと湯船はその日のうちに

地球温暖化の影響で海洋の平均温度がわずかに上がっているそうです。地球表面の7割を占める膨大な水に蓄えられた熱エネルギーが以前より多く大気に伝わることが、世界の異常気象を引き起こしているそうです。

 

前回1964年開催から56年ぶりに行われるオリンピックは、同じ開催地であるにもかかわらず、前回は温帯のマイルドな夏に開催されたのに、来年は亜熱帯の猛暑のもとで開催しなければならなくなりました。同じ場所とは思えません。

 

暑いではなく熱いと言いたいほどの暑さの中、汗ばんで帰宅すると、まずお風呂で汗を流したいもの。そこで、お風呂を使う頻度が上がる傾向になります。使う頻度が上がると、湯船の残り湯を捨てずにそのまま使い続ける傾向が上がります。

 

ここでペットボトル入り飲み物を思い出してください。こう暑いと熱中症対策の上でも飲む量が増えます。屋外では自動販売機=ペットボトルを購入することが多いでしょう。

 

ペットボトルの場合、ふたがついているので飲み残すことができます。そしてその日のうちにを目途に飲み切った方がよいのです。なぜでしょうか。そうです。飲み残した飲み物の中で雑菌が繁殖するからです。繁殖源は唾液です。丸1日、時間が経過すると、飲み物が、唾液と同じレベルの量の雑菌を含むことになります。

 

そう言えば同じ理由で、お風呂の残り湯も日が変われば捨てた方がよいのでした。ペットボトルと同じ理由だったのです。お風呂の場合、直接飲みはしませんが、水蒸気を吸い込みますから。

 

くれぐれも、お風呂清浄剤をお湯に入れればよいという、消臭剤をスプレーして臭いだけを解決することと同じ間違いを起こさないようお願いいたします。

 

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