バイオフィルム、ぬめり、プラーク、スライム、・・・といろいろな呼び方をしてきましたが、雑菌の集合体が、その周りに自分で保護膜を形成したものです。保護膜によって薬剤から身を守りながら、ひたすら増殖します。
レジオネラ属菌もそうですが、雑菌の多くはどこにでもいます(常在菌)。それらが問題になるのは、あるレベルを超えて猛烈に繁殖した場合です。バイオフィルムができると、その繁殖条件が満たされますので、バイオフィルムができないようにケアするか、できてしまったものを除去するかが必要です。バイオフィルムの形成がなければ、雑菌の猛烈な増殖ができないので、これほどブログで騒ぐこともありません。
市販の追い炊き配管洗浄剤は、バイオフィルムができにくくすることには一定の寄与が見られますが、できてしまったバイオフィルムを除去することは苦手なようです。
最近の「バイオフィルム」関連ブログを集めてみました。→