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【追い焚き配管洗浄・再入門】(9)汚れが作る湯船の模様はこうしてできる

「プロの追い焚き配管洗浄」を実施したとき、湯船に浮ぶ泡が模様を作る動きを、4コマ漫画を使って説明します。

 

左はお湯を張った浴槽を上から見たところです。一つ穴ですので、追い焚きをしたとき、お湯の吸い込み/はき出し口(循環口)が一か所にまとめられて(この場合は左側に)ついています。

 

循環口がかぶるくらいまでお湯を入れてから、追い焚きを働かせて強制的にお湯の循環を起こします。お湯には、a)洗浄剤を加えてあり、水中ポンプを使って、b)マイクロバブルを注ぎ込んでいます(絵から省略しています)。

 

a)、b)の効果で、追い焚き配管内で泡が発生して、その泡が次々と、循環口から出てきます。お察しのように、追い焚き配管の内壁についていた汚れを、泡が取り込んでいるのです。

 

追い焚き配管の中で成長した泡は、循環口から出てくると湯船表面に浮かんでしまい、ふたたび吸い込まれることはありません。循環口からのお湯のはき出しの流れに乗って、循環口と向かい合った浴槽の壁側へ流されて、そこにたまっていきます。

 

最初に出てきた泡が最も汚れを含んでいて、追い焚きを使った循環が進むにつれて、配管内壁がきれいになっていきます。したがって、壁に近いところが最も汚れていて、壁から離れる方向に(循環口に近づく方向に)泡がきれいになっていきます。そうです。最初黒っぽかった泡がだんだん白くなっていくのです。

 

泡がきれいになったことで、追い焚き配管内の汚れが取れたことがわかります。黒っぽい泡の広がりが、汚れていた程度を示しています。

 

これが見えなかった追い焚き配管内の汚れが「プロの追い焚き配管洗浄」によって見える理由です。

 

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