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【追い焚き配管洗浄・再入門】(12)追い炊き配管内のバイオフィルムは歯周病のものと似ていると言うけれど

追い炊き配管の内壁にバイオフィルムができてしまうと、そこが雑菌の隠れ家になるので、定期的にバイオフィルムを除去が必要です。それには残念ながら市販の薬剤ではむずかしいので、「風呂釜洗浄PRO」をお使いください、という説明をしてまいりました。

 

今回4コマ漫画を使って改めて説明する前に、比喩として使っていた歯周病のバイオフィルムを取り上げることにします。ですから今回は歯周病のお話になります。

 

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(1コマ目)虫歯が歯の内部の感染症であることに対して歯周病は、歯の周辺の感染症です。歯周病の予防のためには、歯の周辺にたまる歯垢(バイオフィルム、プラークとも)を除去する必要があります。

 

(2コマ目)歯の表面の歯肉に近いところに細菌が付着すると、食後口内に残る糖分などエネルギー源にして集落を形成し、集落の外側を膜で覆います。その中に、歯周病菌を含むさまざまな細菌がもぐりこみます。

 

(3コマ目)バイオフィルㇺの除去にはブラッシングが不可欠ですが、ご自身の歯磨きではなかなか取り切ることができません。少しでも取り残すとすぐに元通りになります。そこで、歯科医院に行ってPMTCと呼んでいる歯のクリーニングを受ける必要があります。バイオフィルムを取り切ることが簡単ではないのは、追い炊き配管内のバイオフィルムでも同様です。

 

(4コマ目)毎日の歯磨きやデンタルフロスと、定期的なPMTCを組み合わせて、歯周病の悪化(歯を失います)を防いでください。