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【プロの風呂釜洗浄・再入門】(18)お客様から受けた質問を多い順に紹介1:湯船の汚れは・市販洗浄剤の効果は・洗浄後のすすぎは

作業中にお客様からいただくご質問を分類して、数の多い順に「よくあるQ&A」として紹介します。

 

【1位】お湯張り時に、浴槽に汚れが出てくることはよくあることですか。

 

 → よくあります。お湯張り時に出てくる汚れは、追い焚き配管の内壁に張り付いたものですので、ガス給湯器やエコキュートの室外機器を新しくした場合でも追い焚き配管をそのまま使った場合は引きつがれてしまいます。追い焚き配管の内部の汚れは、追い焚きの回数に従って、バイオフィルムとして強力に付着していますので(歯周病状態)、プロの風呂釜洗浄マイクロバブル洗浄(魔法のブラシ)を使わないと有効に除去・除菌できません。汚れが蓄積する早さは、お風呂の構造によりますが、ほぼすべての稼働中のお風呂で、追い焚き配管内部の汚れが日々蓄積されており、張り付ける限度を越えるとお湯張りや追い焚き時に浴槽に出始めます。

 

【2位】「〇〇〇(市販の洗浄剤名)」を使ったのですが効果はあるのですか。

 

 → 市販の洗浄剤では、強力に張り付いた雑菌由来の汚れ(バイオフィルム)をはがすことは難しいです。とはいえ、いったんきれいにした追い焚き配管に対して再度の汚れの進行を抑えることはできますので、プロの風呂釜洗浄実施後に、定期的に市販洗浄剤をお使いください。たとえば、年一度プロの風呂釜洗浄を実施し、その間は毎月市販洗浄剤で洗浄するという組み合わせです。

 

【3位】プロの風呂釜洗浄が終わったらすぐに入浴できますか。

 

 → 洗浄剤を溶かして追い炊き配管内部を洗浄・除菌したお湯は、洗浄終了時に、「すすぎ」によって洗い流してしまいます。念入りにすすいで、その後お湯を張れば入浴して問題のないレベルにしてから、作業全体を終了するようしております。追い焚き配管内部の汚れが進んでいた場合ほど「すすぎ」にも時間がかかります。また、プロの風呂釜洗浄実施直後の何回かの入浴時に、すすぎ残りの少量の汚れが出てくることがあります。もちろんそうならないよう何度もすすいでから終了します。

 

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