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【身近な感染症対策】(4)新型コロナ感染症を人にうつさないマスクの効果が見直されました

今、新型コロナウイルスの感染経路として飛沫感染が注目されています。お風呂の雑菌の中では最も危険なレジオネラ属菌が引き起こすレジオネラ症についてこれまで述べてきたことが、飛沫感染を理解するうえで役に立ちそうなので、おさらいをします。

 

 繁殖したレジオネラ属菌が空気中をただようのはエアロゾルが主な原因

 

レジオネラ肺炎は、レジオネラ属菌を包んだ直径5μm以下のエアロゾル(目に見えないほどの細かな水滴)を吸入することにより起こる気道感染症です。レジオネラ属菌は本来、土壌、河川、湖沼などの自然環境に生息しており、アメーバに寄生して増殖するので、アメーバが住み着く環境に出会うと感染症を引き起こすほどの数に増殖することがあります。アメーバが住み着くことができる環境が家庭では、追い焚き風呂の配管内というわけです。

  

 

追い焚き配管から出てきたレジオネラ属菌が湯船から立ち昇る湯気に紛れ込んで浴室の空気中に出てくると、大きな水滴に含まれていたらすぐに床に落ちてしまいますが、とても小さなエアロゾルに含まれているとなかなか落ちて来ないで、しばらく浮遊することになります。それを入浴者が吸い込んでしまうと感染のおそれが生じます。

 

新型コロナでも同様の現象が起きていると見られています。感染者のせきに伴う飛沫の中でも微小飛沫=エアロゾルにウイルス含まれていれば、すぐに地面に落下しないでしばらく空気中をただよいます。新型ウイルスはエアロゾルの中で3時間以上生存できることが確認されました。

 

 

新型コロナは発症前から感染力が強いことがわかってきた

 

インフルエンザなど従来の感染症は、発症後に感染力がピークに達するが、新型コロナは発症前から感染力が強いことがわかってきました。新型コロナでは無症状者に対しても対策が必要となったとき、俄然マスク着用の意義が見直されました。感染している無症状者から出てくる飛沫を、100パーセントとはいきませが減らす効果があるからです。自分の身を守りつつ、人にうつさないようにする効果が、医学的に裏付けられました。

 

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