· 

【健康入浴とは】(24)スーパー銭湯を楽しむときのご注意

全国で銭湯が数を減らしていますが、規模の大きなスーパー銭湯が各地で開業しています。浴場の規模が大きく温泉へやってきた気分になるので、ついつい長湯してしまいそうですが、浸かり方は自宅のお風呂同様、ぬるめのお湯に1回当たり10分以内にすることをおススメします。

 

 

〇お湯に浸かる制限時間:熱い温泉の場合は1回当たり10分以内/20分が限度。

 

では、スーパー銭湯でのレジオネラ属菌の対策はどうなっているでしょう。年々増えていた公衆浴場で起こったレジオネラ属菌の感染症が、2020年はコロナ感染症の影響で11年ぶりに減少しましたことは、人間がレジオネラ属菌を持ち込んでいた可能性が高そうです。ですから、銭湯では念入りにレジオネラ属菌対策が講じられています。

 

それはお湯の塩素殺菌です。銭湯では湯音を下げないため、お湯を大規模に追い焚き・循環しています。その際、塩素を継続的に投入し投入しています。スーパー銭湯では水道水をわかしておりますので、最初から塩素が入っておりますが、追い焚き・循環によって湯船から失われる分を補っています。