プロのエコキュート洗浄

お湯張り時に湯船に黒い粒が出てきたらご一報ください

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プロのエコキュート洗浄とは

 

エコキュートの配管洗浄も「プロの風呂釜洗浄」が対応します

 

(1コマ目)ガス給湯器と比べるとエコキュートの方が、追い焚き配管からゴムのカスが出てくることが多いようです。配管が複雑な分、より多くのゴム管を使っているからでしょう。

 

(2コマ目)ガスバーナーで温めるか、高温のお湯で温めるかの違いはありますが、湯船と熱源を往復する配管を使ってお湯を循環させるところは、ガス給湯器と同じです。したがって、追い焚き配管内の洗浄には「プロの風呂釜洗浄」が使えます。

 

(3コマ目)「プロのエコキュート洗浄」では、追い焚き機能を使ったお湯の循環によって洗浄します。1度目の洗浄で汚れが取り切れなければ、手順を繰り返しますので、念のため事前に貯湯タンクを満タンにしておいていただきます。

 

(4コマ目)貯湯タンク底部(低温部)の洗浄として「水抜き」の実施もお勧めします。

エコキュートのここが汚れています

 

エコキュートには大きな貯湯タンクがあります(図を参照)。電気代の安い夜間に沸かしておいたお湯を常時ためておいて、お風呂をはじめ家庭内の給湯システムに利用しています。では、エコキュートで沸かしたお風呂を清潔に保つためにはどこを洗浄しておけばよいのでしょうか。

 

まず、大量のお湯をためている貯湯タンクはきれいなのでしょうか。エコキュートに給水すると下から貯湯タンクにたまります。また、熱いお湯がタンクの上の方にためられます。

  

したがって、下の方にたまっている低温のお湯では高温殺菌が出来ていません。そこで、およそ2~3か月に1度の頻度で水抜きをして、底の方に溜まった水垢を一緒に抜いてしまいましょう。

 

エコキュートでは、貯湯タンクにある高温のお湯の熱によって追い焚きを行います。貯湯タンクの高温のお湯の熱を利用する「熱交換器」を使って、浴槽の冷めたお湯を温め直して浴槽に戻します。貯湯タンク内の熱交換器中のお湯と、循環経路内(追い焚き配管)のお湯は図に示すように分離されていて両者が混ざり合う心配はありません。

 

お湯が循環する追い焚き配管が、細く長く折れ曲がっていることが多いことは、ガスを使う追い焚き風呂と同様です。浴槽内の皮脂汚れなどが追い焚き配管内に吸い込まれたまま内部にたまってしまうので、配管内がどうしても汚れていきます。

 

エコキュートの追い焚き配管にも定期的な洗浄が必要であることに気が付きます。

 

そこで、このようになっている追い焚き配管内を徹底的に洗浄する「風呂釜洗浄PRO」技法を開発しました。「風呂釜洗浄PRO」ならエコキュートの追い焚き配管洗浄にも使えるのです。 

 

エコキュートの追い焚き配管の内部は想像以上に汚れがたまっています。そこで 「プロの風呂釜洗浄」による洗浄を

  

ただし、エコキュートには、追い焚きが使えるタイプと使えないタイプがあります。フルオートタイプでは追い焚きが出来ます。一方、オートタイプは追い焚きが出来ず、熱いお湯を足して(高温さし湯)浴槽のお湯の温度を上げます。また、給湯専用のタイプはお湯が出るだけです。

  

したがって、「フルオートタイプ」のエコキュートに対しても「プロの風呂釜洗浄」による追い焚き配管の洗浄が適しています。弊社はこれまでエコキュートに対しても、市販の洗浄剤では落としきれない汚れを除去してまいりました。

 [エコキュートの

追い焚き配管を洗浄中]

 [追い焚き配管の断面をのぞいてみると・・・]


エコキュートでは貯湯タンクの 定期的な水抜きが不可欠

エコキュートはガスを使わず、夜間の安い電力を利用した給湯システムです。2001年から出荷が始まり、2015年には累計500万台を超えました。現在も安定的に年間40万~50万台を出荷しています。

 

家庭の給湯システムの選択肢として、エネルギー源の観点から見るとガスか電気かということになります。地球温暖化や災害に強いかなどの観点もありますが、マンションなどでは全体がオール電化をうたっていてエコキュートを導入している場合があります。前述した普及台数には、こういうマンション一括導入が含まれています。

 

ともあれ、家庭の給湯システムがエコキュートであるなら、それをうまく活用することをかんがえなければなりません。ガスと大きく異なる点は、温水および温水の元になる冷水(水道からの給水)をいったん貯湯タンクに貯めておくことです。

 

縦に長い貯湯タンクには上の方に温水(80度前後だから熱水というべき)が、下の方に冷水が貯まっています。両者は同じ水ですが、温度が大きく違うので密度に差が付くためタンクの中で混じり合うことがありません。

 

問題はタンクの下部に貯められた冷水にあります。日中お湯を使ったり、夜間に下部の冷水をヒートポンプで温めて上部に移したりするときに冷水の入れ替わりがありますが、それ以外の時間帯は静かに貯まっているままになっています。

 

元が水道水とはいえ、貯められた水からはわずかとはいえ水垢が沈殿していきます。このため、エコキュートは23か月に1度程度、貯湯タンクの水抜きが必要になってきます。リモコン操作がけっこうたいへんですが、エコキュートを上手に使うためには水抜きが不可避です。エコキュートの追い焚き配管の洗浄とともにタンクの水抜きもお忘れなく。


エコキュートの貯湯タンク内は    水垢で汚れます

 

エコキュート貯湯タンクの底には水に含まれる石灰等が固まってできる水垢が溜まっていきます。そのため、水垢が溜まってヘドロ状になるのを防ぐためにも、2~3か月に1回程度の頻度で貯湯タンクの水抜きを行って、底に溜まった水垢を排出してください。

 

エコキュートの貯湯タンク内にもヌメリが溜まりますか?

 

エコキュートの貯湯タンク内はステンレス製なので錆びることがなく、空気が入らない構造になっています。そのため、お湯が外気に触れて腐ること等、雑菌が繁殖する環境がないので、通常はヌメリが溜まることはありません。

 

追い焚き配管から浴槽に出て来る黒いゴミの正体は?

 

エコキュートでお湯を張ると、浴槽の中に黒い粉のようなゴミが浮かんでいることがあります。これは、貯湯タンクやヒートポンプの接続部分に使われているゴムパッキンが経年劣化によってボロボロになってしまい、崩れて発生した可能性が高いです。

 

それが原因である場合、配管内を洗浄しても解決できません。黒い粒がゴムのカスであることを確認したうえで、ゴムパッキンの交換だけですむのか、配管(ゴムホース)は大丈夫なのか、長年使ってきたエコキュートを、設置専門業者に見てもらってください。 

 

なお、エコキュートには2種類のパッキンが使われています。エコキュートには高温95度のお湯が通る配管があるので、その部分のパッキンはゴム製では耐えられません。そこにはノンアスパッキン(シートパッキン)と呼ばれる石綿ではない(ノンアスベスト)繊維を材料にしたパッキンが使われます。