プロの風呂釜洗浄では、見えない雑菌の含有度を検査することができる「ATP測定器」を用意しております。ATP測定器によって、 浴槽にためたお湯 に含まれる雑菌の含有度合いを測定して除菌効果を検査できます(有料オプション)。
除菌サービスセンターでは、実際に除菌できたかどうか、検査して数値として確認することができます。風呂釜洗浄作業前後に検査すれば、洗浄・除菌の効果を数値でチェックできるとともに、次の基準によって、危険な雑菌の検出率が安全レベルに下がったことを確認します。洗浄後の検査で基準値未満でなければ、最初から洗浄をやり直しますので、ご安心ください。
【測定値の安全ゾーン】
ATP測定器による検査値が25RLU(アールエルユー)未満である水またはお湯は安全ゾーンと判定しています。これは、東京の多摩立川保健所が、全国9保健所の協力を得て、公衆浴場のサンプル860検体の測定結果から、2010年に発表した基準値です。
ATP測定結果において、安全ゾーンが25RPU未満と決められたのは、その場合のレジオネラ属菌の検出率が0.3%という結果が根拠となっています。一方、危険ゾーンと判定される80RLU以上の場合では、21.5%にレジオネラ属菌が検出されました。それらの中間の25~80RPUを要注意ゾーンと呼んでいます。
お風呂やエコキュート配管内の雑菌による汚れ具合を検査して、数値によってお風呂の安全度をチェックすることができます。ATP測定機によって洗浄前後の2回、測定を行います。
お風呂の追い焚き配管内の雑菌の総量が風呂釜洗浄によってどれだけ減ったか。小型のATP測定機によって、風呂釜洗浄PROではその場で検査ができます。
ATP測定法は、主に食品衛生分野での検査に使われ、手や器具等を洗った後に、汚れが残っていないかどうかの確認などに広く用いられています。ところで、測定器の名称に含まれているATPとは生命活動のエネルギー物質であることをご存知ですか。
ATPとはアデノシン三リン酸の頭文字で、動植物の細胞に普通に存在し、細胞内でさまざまな生体反応が起こるときのエネルギー源となっている物質なのです。雑菌を含むすべての生物の細胞には一定量のATPという物質が常時存在しています(イラストはATPの分子構造です)。
ATP測定器で測っているのは。雑菌などの細胞に必ず含まれているATPという化学物質の量であるというわけです。だから、ATPの測定によって、雑菌等による汚れの度合いを把握することができます。
雑菌等の細胞に含まれているATPを直接測定することができる機器が普及したことにより、時間と手間のかかる雑菌の培養しなくても、雑菌汚染に基づく 汚れの量 を現場で迅速にすることが可能となりました。
なお、ATPについて最新の研究成果をわかりやすく説明した新刊が出ました。
二井將光著『生命を支えるATPエネルギー』講談社ブルーバックス 2017年9月20日
東京・川崎・横浜のエコジョーズ/エコキュートの追い焚き配管洗浄をおまかせください
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長くて細い「追い焚き配管」内には、ブラシを入れることができません。そこで、泡(マイクロバブル)の力を借りる独自の洗浄技法を作り上げました。
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