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【プロの風呂釜洗浄・再入門】(17)追い焚き配管を破壊しないように高圧洗浄でも高温殺菌でもありません

追い焚き配管」というと材質が金属であろうと思ってしまうかもしれません。確かに以前は銅製のパイプ(銅管)が多く使われていましたが、現在は樹脂製(耐熱性硬質塩ビ管、ポリエチレン管等)のホース(写真)が使われることが多くなっています。

 

また、よく使われる管の大きさは内径が10~15ミリほどで、片道10~15メートル以内となることが勧められています。追い焚き配管が細いこと、また長く設置しているケースがあることをを実感していただけたでしょうか。

 

写真は、樹脂製のものです。右上に見える切れ端をよく見ると、2本のホースが平行に固着されています。これは、浴槽とガス給湯器との間をお湯が往復する経路になるため、必ず2本必要になるからです。ペアホースと呼ばれています。

 

追い焚き配管とはこのような破損しやすい構成品だったのです。従って、こうした樹脂製の追い焚き配管を洗浄によって破損させないよう、「プロの風呂釜洗浄」では高圧洗浄機を使用しません。ポンプを使用しているのはマイクロバブルを発生させるためです

 

なお、高温殺菌工法を使用しないので、配管へのダメージもなければ、作業者が火傷するおそれもありません。お湯を排水する排水管が塩化ビニール製ならは数十度の温度で変形しますのが、「プロの風呂釜洗浄」なら追い焚き温度の最高値である48℃までの範囲内で最後まで作業します。

 

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