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◇加湿器◇加湿器がレジオネラ菌感染源にならぬようご注意を

大分県国東市の高齢者施設で加湿器が原因で、2017年12月~2018年1月に80~90代の男性3人がレジオネラ菌類に感染し、うち1人がお亡くなりになりました。この原因が入浴施設ではなく、加湿器だったのです。

  

レジオネラ菌類は、菌が繁殖している水が浴室や浴場で細かい霧状になり、それを人が吸い込んで肺に入ったとき感染するケースがほとんどです。まさにお風呂のジャグジーやシャワーなど霧状の水を発生させるような場所で起こっています。そして加湿器とはそもそも霧を発生させるものです。加湿器内のタンクでレジオネラ菌類が繁殖すればたいへん危険な状況となります。

 

加湿器には霧の作り方によって危険度に差があります。レジオネラ菌は60℃以上で死滅しますので、タンクの水を加熱して蒸発させる加熱式が最も安全です。

 

一方、振動を与えて水分を空気中に飛ばす超音波式と、濡れた布などに風を当てて空気中に水分を飛ばす気化式では、レジオネラ菌類を熱によって殺菌できません。ちなみに大分県の施設では、超音波式の加湿器を使っていました。そこで、これらの方式の加湿器では、タンク内の菌の繁殖を徹底的に防ぐしかありません。

 

レジオネラ菌類を繁殖させないために、加湿器には洗浄と殺菌を行ってください(加熱式だからしなくてよいと油断するなかれ)。水を毎日交換することはもちろん、週に1度、中性洗剤でタンクや噴き出し口を洗浄した後、続けて殺菌を行います。市販されているミルトンなどの塩素系の消毒剤を溶かした水に約1時間つけてください。洗浄と殺菌を定期的に行うことが、菌の繁殖を抑止してくれます。