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【プロの風呂釜洗浄・再入門】(12)プロの風呂釜洗浄を除菌サービスという理由

プロの風呂釜洗浄の開発陣が、それまで洗浄できなかった追い焚き配管の内部の洗浄に取り組んだのは、そこが雑菌の巣になっていたからです。危険なレジオネラ属菌は、日本中どこにでも存在する菌ですから、追い焚き配管内が雑菌の巣になっているなら、そこでレジオネラ属菌が繁殖している可能性がないとは言えません。

 

除菌効果をねらいながら、なんといっても人体がじかに浸かる湯船にお湯を注ぐ配管内の洗浄ですから、同時に人体に無害であることと両立する洗浄剤を、プロの風呂釜洗浄では採用しました。

 

プロの風呂釜洗浄の2種類の洗浄剤のうち液体の方は除菌を主たる目的としています。人体への影響を考慮して非塩素系の除菌剤です。

 

また、雑菌の巣を覆う膜(バイオフィルムまたは「ぬめり」)をこわさないと、膜の中で時間とともに増殖してしまいます。そこで洗浄の際、ほぼ徹底的にバイオフィルムを配管の内壁からはがしてしまわないと、除菌したとは言えません。そのためもう一つの洗浄剤と、マイクバブルを活用します。

 

プロの風呂釜洗浄の2種類の洗浄剤のうち個体の方は酸素系漂白剤です。実は、酸素系漂白剤がバイオフィルム除去に有効であることを、皆さんは実験なさっています。洗濯機を使っていると、あるとき洗いあがった洗濯物に黒いつぶがついています。

 

皆さんこれをカビだと思っています。カビが全く含まれていないとは言いませんが、主たる成分は実はバイオフィルム(ぬめり)なのです。まさに洗濯槽の外側が、お風呂の追い焚き配管の内側と似た状況になっていたのです。お水だけに酸素漂白剤を入れてカラ洗いをすると、洗濯槽の底に黒いぬめりがたくさん残ります。これは、洗濯槽の外側(裏面)からはがれたものです。もっとすすいだ方がよいので、もう一度お水だけのカラ洗いをすることをお勧めします。 

 

このようにプロの風呂釜洗浄では、99パーセントとまで言いませんが、バイオフィルム(雑菌)を含む汚れを追い焚き配管内から徹底的にはがし、取り除くことをもって「除菌」と表現しております。

 

プロの風呂釜洗浄事業者は全国のレジオネラ症の発生状況をにらんで仕事に取り組んでおります。レジオネラ症の発生が続く限り、プロの風呂釜洗浄の普及を急がねばなりません。依然として、全国でのレジオネラ症の発生件数が増加しています。

 

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