
風呂釜とは、浴槽と繋がっているお湯を沸かす装置のことです。風呂釜と浴槽をつなぐ「追い焚き配管」に汚れが溜まってくると、お湯張りや追い焚き時に浴槽内に汚れが出てくるようになります。では、その追い焚き配管とはどういったものでしょうか。
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浴槽内に溶け出す汚れは、人の皮脂、水垢、入浴剤の成分と細菌・微生物が合わさったものです。 浴槽に発生しやすい菌(大腸菌・サルモネラ菌・レジオネラ菌等)は、人の皮脂や水垢、入浴剤の成分をエサに増殖します。
(2コマ目)
ペアホースから浴槽への出入り口となる「循環口」です。ここのカバーをはずせば、フィルターを洗浄できます。ここの汚れを取るだけで、汚れの出方を抑えることができます。
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追い焚き配管等「配管」というと材質が金属であろうと思い込んでしまうかもしれません。確かに以前は銅製のパイプが多く使われていました。 しかし、現在は樹脂製のホースが使われることが多くなっています。内径が10~15ミリほどで、長さの上限が片道10~15メートルです。
お湯の吐き出し用の配管(ホース)と、吸い込み用の配管とが、2本ペアになって働いています。このペアホースが「追い炊き配管」です。
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この追い焚き配管の内部というのは、浴槽とちがって日頃洗浄することができないトコロなので、最も汚れた場所になってしまいます。
プロの風呂釜洗浄によって、その汚れを循環口から排出させることができます。